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論文

WLL氏の論文を拝読しました。

ニーチェにとってインド的なものがこのように重要で多様だったとは・・・
それに、ニーチェの人生あるいは哲学の深まり/変遷のコンテキストにおいて帰納的にこの概念をとらえているところが論文の特長なのでありましょう。

小生が得た啓発として、19世紀末から20世紀初頭の東アジア(特に中国そして日本)におけるインドの再評価には、ニーチェ経由のインド哲学への志向があった、ということに気がつきました。この着想は、今後の研究で使いたいと思います。当時のインドは独立への戦いにもがいていた時代で、ニーチェ的な哲学などはまるで現実のインドとは関連しないはずですが、どうやら魯迅とかはそうしたインドの現実はさておき、その背景にあるニーチェ的インドを見ていたのでは、と思えてきた。

さて、8月は下旬に西北大学とのシンポがあり、8人の中国学者が来日することになっているので、準備を要するお稽古はむずかしい。鎌倉でのビデオクリップの実地検分という趣向でいかがでしょうか。これなら8月上旬でも可能では?

なお、WLL論文はすでにGORGE氏の手にも渡っております。
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by roberte_ce_soir | 2005-07-17 10:56